- 投稿 2018/03/15 更新
- お金・節約
医療費控除はなんとなく知ってました。
医療費控除とは、納税者本人または生計を同一にする家族の方が病気やけがで医療機関に支払った医療費が年間10万円以上の場合に確定申告をすると、一定の金額の所得控除を受けることができる制度。
つまり、医療費が10万円超えると確定申告すれば税金が戻ってくるかも?という制度です。
職場でも「医療費がけっこうかかるから確定申告しなくっちゃ!」なんて話題になります。
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我が家の医療費
我が家は、家族4人ともわりと丈夫な方です。
病院に行くこともありますが、年間だと数回です。歯医者も何年かに数回だし、市販の薬もあんまり買いません。
アレルギーはあるけどそんなにヒドイほうじゃないので、薬は気休め程度にしか飲みません。
なので、医療費控除とは無縁でした。
職場の人から医療費控除の話を聞いても「ふーん」という程度でした。
しかし、去年(2017年)の正月早々、なんと、夫が自宅の外階段から落ちて、肩を骨折してしまいました!
酔っぱらって夜中に帰ってきたところ、外階段の一番上から落ちたそうです。
我が家の外階段はコンクリートで14段ほどあります。
一歩間違えれば死んでたかも?真冬だったので気を失って凍死してたかも?
夫ももう若くないので、気を付けてもらいたいもんです
(--;
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そんなことがあり、「医療費、きっと10万円超えるよね!」と、はりきって領収書を集めました。
結局、2017年は夫の骨折以外に私と長男の歯医者も重なり、なんと、14万円もかかっていました!
交通費も入れると18万円。
医療費控除はガソリン代や駐車場代は計上できないけど、公共の交通機関の交通費はできるんだよ!と事前に教えてもらっていたので交通費もきちんと記入しました。
どっさりある領収書を一枚一枚見ながらエクセルに入力。
次に確定申告書等作成コーナーで書面を作成します。
私はパソコンで作成して郵送します。
わざわざ税務署まで行かなくてもいいので便利です。
夫の方が収入が高いので、夫で申告。
書面作成の通りに進めるだけ、簡単です
(*´▽`*)
・・・・
順調に入力していき、完成!
・・・・
・・・・
(;゚Д゚)え!?
還付金どころか、払わないといけないじゃん!
夫にはちょっとした副収入があります。
家庭には全く還元されない副収入、1年で10万円ほど。
これのためにせっかく貯めた医療控除を申告しても、税金を払わないといけないようです。
この副収入は毎年あるので、もしかして我が家は何年も知らないで滞納してたの??
税金を滞納!?
夫は20年超えのサラリーマン。
専門学校を卒業して一度も転職したことがないし、確定申告とは無縁です。
年末調整だけでOK!
今年は医療費がかかったので、還付金目当てで初の確定申告に挑戦しようかと思ったら、ちょっとした副収入のために計算すると払わないといけない結果になってしまいました。
もしかして、我が家ってば何年も税金を滞納してたの?
と心配になりましたが、とりあえず大丈夫でした。
「給与所得・退職所得以外の所得が20万円以下であれば申告をしなくても構わない」
とのことです。ホッ。
夫の副収入は1年で20万を超えることはありません。
毎年決まって10万円です。
なので、税金を滞納しているわけではありませんでした。
しかし、この副収入がなければ8千円ほど還付金があったのに~
ま、払わなくていいだけいいか
(´・ω・`)
それにしても、医療費控除って労力の割にあんまり返ってこないんですね。なんとなく聞いてはいましたが。
もっとすっごく医療費がかかれば別かもしれないですが、医療費はかからない方がいいので、結果、大した病気にならずよかった、ということです。