大学生の息子の年金を親が代わりに払うと控除が受けられ、税金が安くなります。

 

長男年金は1年前納振込にしているので192,790円です。

夫の所得税率がおそらく20%なので

192,790×0.2=38,558円

安くなることになります。

 

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大学生には「学生納付特例制度」という支払いが猶予できる制度が(あとから払ってもいい)ありますが、長男が新卒で払うとなると、きっと所得税率5%なので

192,790×0.05=9,639円

しか得になりません。

 

 

そこで、親が代わりに払ったことにすることにしました。

 

親が代わりに払ったことにするというのは、支払いは夫の口座から19万円を引き落とし、長男から控除分を引いた金額15万円を現金で徴収します。(端数はおまけ)

 

払った年金の領収書で夫に年末調整してもらうのです。

 

 

年金の話は、長男に何度かしてあります。

 

二十歳になったら年金を払うのは義務であること

バイトをしないで収入がないときは親が払うと税金が安くなるので、とりあえず払ってあげるけど、社会人になったら税金を差し引いた分は返してね

バイトで稼ぐようになったので、税金分を差し引いた15万円払ってね

 

 

長男
長男
生きてくってお金がかかるんだねぇ

 

母
そうそう、自分が年取ったときの貯金だと思って払っておくんだよ。年金のことはこの先どうなるか分からないけど、払えるなら払っておいた方が得だと母は思う

 

 

去年まではロクにバイトもしなかったので大した収入がなかったのですが、現在はおそらく月4~6万円くらいの収入があります。春休みとかは10万超えてました。

 

あったらあっただけ使うタイプではないので、15万くらい出せるはずです。

 

そこで、年金機構からのハガキが届いたので、ハガキを見せて長男に伝えました。

 

母
とうとう年金の引き落としのお知らせが来たから15万払ってね

 

長男
長男
あーはいはい

 

母
お金はすぐに払わなくても、手数料のかからないときに下して払ってくれればいいから

 

 

手数料をケチる(節約する)ことも学んで欲しいので、このように伝えました。

私には考えられないのだが、夫は手数料を気にせずコンビニでガンガンお金を下すタイプ

(--;

 

お金っていっぱいある人がお得にできている

 

年金は2年前納、1年前納、6か月全能、当月末振替、翌月末振替の5種類あります。

それぞれ、以下の割引額があります。

 

 

2年前納が一番お得ですが、379,640円はさすがに大学生にはきついかな~

税金の20%を差し引いて30万ですからね。

 

 

また、以下の表を見ると、4000万超えの課税所得の方は45%

192,790×0.45=86,755円

も安くなるんですね(半額じゃん)

 

 

世の中、お金持ちが得するようにできているというのは聞いたことはありますが、年金の支払いを見ても一目瞭然です。

 

きっと、私のような庶民が知らない得なこと、世の中にはいっぱいあるんだろうなぁ・・・