- 投稿 2017/04/03 更新
- 雑談
私が箱根駅伝にはまったきっかけになった山の神・柏原くんが現役引退と発表しました。
【箱根駅伝録】
・箱根駅伝を題材にしたコミック漫画「いいひと」
・箱根駅伝のチーム青山学院がVS嵐にやってきた
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最近、ツイッターの内容が陸上のことから遠ざかってるなーとは思っていたのですが、そんな決断をしてたとは!
柏原くんが引退に向けて書いたメッセージを下の方に引用しました。時間が経って消されちゃうと二度と読めなくなっちゃうので。
最近は新・山の神となった神野大地(青学大)が目立ってますが、柏原くんもすごかったんですよ。
1年生の時は山の5区で8人抜きで東洋大学初の優勝に導いた。
しかも柏原くんは1~4年の4年間、全て5区で全て1位でゴールを切っている。
3年生の時、調子が悪かったらしいけど、やっぱり往路1位でゴールしてるんだよね。
現在の東洋大学の強さは柏原くんのおかげと言っても過言ではないと思う。
ちょっと寂しいですが、次のステップへ歩みだした彼に心からありがとうと言いたい。
メッセージの中に「引き続き陸上教室やゲストランナーなども、ご依頼があれば可能な限り対応させていただきたいと考えています。」とあったのが何よりうれしいな。
私ごとではありますが、2016年度をもちまして現役を引退する事になりました。理由等は17時ぐらいに更新されるみたいなのでそちらをご覧ください。そして、その後に改めて報告や補足の説明等をできればなと思います。今までごく少数の人にしか話してなかったのでやっと発表する事ができました。
— 柏原竜二 (@kashi0713) April 3, 2017
私事ではありますが、2017年3月31日を持ちまして富士通陸上競技部を退部し、競技を引退したことを報告いたします。
昨シーズン(2016年度)に度重なる怪我・故障をしてしまい、この発表をしている今でも完治しておらず復帰の目処がたたないことから、競技の第一線を退くことにしました。福嶋監督をはじめ、これまで指導いただいた先生方から、「やめるには早いのではないか?」「治療やリハビリに専念してみてはどうか?」という言葉をいただきましたが、以前アキレス腱を長期間痛めた時に「もう一度大きな怪我をしたら競技人生に区切りをつける」と自分の中で決めていたこと、故障をしてから治療やリハビリに専念してきましたが回復する見込みがないことから、このような報告をさせていただくこととなりました。最後までご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんが、今まで応援していただいた皆様、いつも励まし支えてくれた友人、ご指導いただいた福嶋監督、チームスタッフ、チームメンバー、そして東洋大学 酒井監督と、いわき総合高校時代にお世話になった佐藤先生(現田村高校)には大変感謝しております。
ここからは少し話が長くなってしまいますので、お時間があるときに目を通して頂ければ幸いです。また、なるべく自分の言葉で書きたいと思っていますので拙い文章かもしれませんがご容赦ください。
私は中学時代から陸上競技を始めて、社会人まで競技を続ける事ができました。昔から何事も長く続かない性格でしたので自分でも驚いています。そして、陸上競技を通じてたくさんの人と出会い、たくさんの人に支えられてきました。学生時代は人と接するのが怖くて部屋に籠って悩んだ時もありました。実家に帰り何も聞かずに支えてくれた家族や高校の恩師、福島県で陸上競技を指導されている先生方、そして大学に戻った時に何も言わず迎えてくれた仲間がいたからこそ今まで挫けずに競技を続けられたと思っています。この場を借りてあらためて御礼の言葉を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。今後は、富士通に残り一般業務に就きます。業務内容としては、主として強化運動部のサポートや地域・社会貢献活動の補助など、裏方の仕事がメインになると思います。引き続き陸上教室やゲストランナーなども、ご依頼があれば可能な限り対応させていただきたいと考えています。
また、これからもたくさんの人にスポーツを肌で感じてもらいたい気持ちは変わりません。よく、「競技場やスタジアムに足を運んでいいのかわからない」、「どのように観戦していいのかわからない」といった声を耳にしますが、観戦マナーを守っていただければ楽しみ方は自由です。もっと気軽に現場に足を運んでスポーツを楽しんでいただければと思います。自分の趣味の話しにもなりますが、これまで私はアニメやマンガやゲームが好きだと言い続けてきました。同じような趣味の人達がスポーツに興味を持ってくれたり、実際にアニメのTシャツを着て試合に出てくれるようになったことは本当に嬉しく思いますし、もっとスポーツに対する垣根やハードルを取り除き、スポーツのファンを増やしたいと考えています。そのような意味でも、スポーツがあまり詳しくない人も、アニメやマンガやゲームが好きでスポーツを観戦したことがないという人も気軽に現場に足を運んでいただければと思います。
特に陸上競技は、競技場に来ていただければいろいろな種目が行われているので見ていて飽きません。トラックは100mから10,000mまで、フィールドも跳躍や投てきなどさまざまな種目が行われています。そして、駅伝やマラソンも勝負の駆け引きや最後まで何が起こるか分からない多くの面白さがあり、ほかのスポーツでは味わえない魅力があると思います。是非、陸上競技場や駅伝・マラソンのコースに足を運び、選手たちのパフォーマンスを見ていただければと思います。最後になりますが、今まで本当にありがとうございました。今後も引き続き柏原竜二を宜しくお願い致します。(日刊スポーツ 4/3)