- 投稿 2016/09/12 更新
- 子ども
私は仕事好きでした。
そう、20代~30代の20年間は、子育てしながら仕事で忙しい毎日に誇りを持ってました。
平日は仕事と子どもの世話、休日は掃除と子どもの世話、そんな充実した忙しい毎日、頑張ってる自分が好き、みたいな。
子どもと一日中一緒にいるのは苦痛だったので私には丁度よかったと思います。
20年の間、職種は色々変わりました。
最初はプログラマーとかやってて、長男が生まれたころも続けてたんだけど、次男が生まれたころにIT系で生き残るのに限界を感じたんでしょうね、週3~4位の事務パートを始めました。
IT系から事務パートへの転職、給料は半分になりましたが、体力的にも精神的にもすっごくラクになりました。
「今まで突っ走ってないとサボってるみたいに感じてたけど、肩の力抜いてもいいんだ。」
確かに入ってくる現金は減ったけど、毎月してた貯金額が減ったくらいで生活は困りませんでした。
しかし、暫くすると、週3のパートがだんだん忙しくなり週4になり、週5になり、週6仕事してた時もあったなぁ。
仕事にはまりだすと、仕事に行くのが楽しくなってくるんですよね。
休みより働いてる方が楽しい。
子どもと一緒にいるより仕事してる方が楽しい。
いっそのこと、子どもそっちのけでもっと働きたい!!
幸い、そんな母親でも我が家の子どもたちはまっすぐ育ってくれた。何でだろ?よく分からないけど、母が好きなことしてイキイキしてれば不満は感じないんだろうか?寂しいとか感じなかったんだろうか?
今のところ、母は仕事だから学校から帰ってくると一人ぼっちで寂しかったと子どもたちに言われたことは一度もない。そう感じていただろうなぁという風にも見えない。本当のところどうなんだろう?今度機会があったら聞いてみよう。
子どもたちはグレなかったけど、仕事に夢中になってる時期が続くと、自分自身は楽しいつもりなんだけど、暫くすると自爆する。
小さなミスが続いて、いつの間にか大きなミスになり、周りの信頼を失い、良かれと思ってやったことがどんどん裏目になる、という悪循環。
それを仕事で取り戻そうと更に仕事を頑張ると、更に悪循環。そして「もうここにはいれないな」と、あんなに身を粉にして働いた職場を退職する羽目になる。
今なら分かる、仕事に没頭しすぎると周りが見えなくなる。
おそらく、私は私自身が思う6~7割くらいの仕事量だと精神的にも落ち着いていられ、仕事の効率もベストなのかなと。MAXパワーで仕事に熱中しすぎるのはNGなんだなと。
今でも仕事は好きだけど、子どもたちそっちのけで仕事したいとは思わない。
子ども最優先で次に休日、次に仕事重視、と自分の中のプライオリティを変えた。
あんなに夢中になって仕事のことばかり考えていたのに、今では休日が楽しみで楽しみで。何をするというわけではない休日なんだけど、それがすっごく楽しみ。
そんな今の私の考えが見えるのか、子どもたちはイマイチ頑張ろうとしない。
確かにあんまり頑張りすぎるのは自爆の原因になるけど、若いうちは夢中で目標に向かうことも大切だと思うんだけど。
もしかして、私が反面教師になってるのかもしれない
(--;