コミック本「聲の形-こえのかたち-」を読んだ。
次男が借りてきたので、ちょっと読んでみたら、とても深く、子育て中の私にはとても考えさせられる内容でした。
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「聲の形」あらすじ
主人公、将也は淡々とした退屈な毎日に押しつぶされそうな日々を送っていた。
そんな将也のクラスに聴覚障害者の硝子が転校してくる。
硝子の障害が原因で授業が止まったり、合唱コンクールが上手くいかなかったりと、同級生たちはストレスを感じるようになる。
そして、硝子はいじめの標的になる。
いじめの中心人物だった将也はどんどんエスカレート。
そんな将也にクラスメイトは手のひらを返し、最終的には将也がいじめの標的に。
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聲の形-こえのかたち-
全7巻
週刊少年マガジンKCコミック
聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
我が家はコミックは主にレンタルしちゃいますが、Amazonで中古で安くまとめて購入し、読んだらすぐ売るという手もあります。
これは、読みたいけどなかなか借りられなかったり、そもそもレンタルがなかったりする場合に使う手です。
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しかも、読んで気に入ったら手元に置いて置ける、というメリットもあります。
レンタルだと返さないといけないですからね。進撃の巨人では何回もレンタルして結局買う、という失敗も経験しています。
この記事→進撃の巨人1~20巻5千円!買うか買わないか悩む
「聲の形」考えさせられる
映画もやったので、知名度はかなり高い作品です。
内容もなんとなく知ってました。
タイトル見ても、聴覚障碍者の話なんだろうなぁ、と想像がつくと思います。
ミーハーで漫画好きなので、映画になったりドラマになったりする漫画は機会があれば手に取ります。
ただ、私はちょっと暗いお話は苦手でして・・・
気持ちが重ーーくなるのがイヤなので、聲の形はちょっと重そうな設定だったのであえて自分からは手に取りませんでした。
なので、今回、次男が借りたいというので読んでみました。
聲の形は聴覚障碍者を中心にいじめに発展する情景や、様々な人の思いがとても上手に描かれています。
皆となんとか仲良くなろうと葛藤する硝子(聴覚障害者)。
そんな祥子を負担に感じてしまい、なんで自分が我慢して付き合わないといけないの?と硝子を避けたり、いじわるしてしまう。
そんな硝子を守ろうと優しい子がでてくると、偽善者とののしられ、優しい子が学校に来れなくなる。
優しい子が学校に来れなくなったのは自分のせいだと硝子はますます辛くなる。
とまあ、いじめ問題にはよくある話。
この中で私は「硝子を負担に感じてしまい避けてしまう」タイプです。
自分は関わりたくない、いじめもしないけど、かばうこともしない。多分、一番多いタイプ?
学校の世界ってこれらのことが多かれ少なかれ起こっていて、皆どれかに属したことがあるんじゃないかな。聲の形を読むと、読んだ人の立場によって思うこと、考えることがちがってくるようです。
私は現在は親なので、やはり母の立場に一番共感してしまいました。
硝子のお母さんが硝子を生んだことで夫からも義実家からも見放され、硝子を守るために強くなろうと決心。
そして、硝子の母の母、つまり硝子のおばあちゃんが「応援するよ」というシーンは体が震えるほど泣けました。(書きながらも泣けてきた💦)
そう、私はすでにおばあちゃんの感情に投合していました。
硝子を何とか強くしたい、と頑張ってる母にももちろん共感できるんですが、おばあちゃんが娘を思う気持ちに強く強く反応してしまいました。
多分、私も一生息子の味方なんだろうなぁ。
アニメ映画「聲の形」
聲の形が私の目に入ったのは、本屋の目立つところに並んだ時。おそらく、映画が公開されたからかなと。
先ほども書きましたが、内容がちょっと重そうな気がしたので、自分からはあえて情報を入れようとしなかったようで、映画のことはよく知りませんでした。
2016年9月17日より、新宿ピカデリーほかにて公開。全国120スクリーンという小規模公開。
ということで、あまり大々的な映画ではなかったのかな。
この頃、同じアニメ映画「君の名は。」が大ヒットだったので、薄れちゃったのかもしれません。(私も君の名は。は見に行ったし)
コミックがすっごく良かったので、ぜひ映画も見てみたい。
DVDが出たら見よう♪